ミカワヤビルの歴史

 

今回はミカワヤビルの歴史についてご紹介します!

今年で満46歳となるミカワヤビル(旧:三河屋ビル)ですが、実は。。。今の建物が建つもっと昔から、この地には商いの歴史がありました。

その名も『スーパー三河屋』。私の祖父母が営んでいました。

さすがに当時の写真は残っていないだろう、、と思い探していたら、、、

なんと出てきました!!当時の写真が!!✨(今から何と約60年前!!)

 

                                  ↑スーパー三河屋(昭和39年)

 

カメラ好きだった祖父が撮った写真です! 昭和の映画に出てきそうな雰囲気がありますね😁

スーパー三河屋は、木造2階建てのこじんまりとした建物の1階にあり、祖父母は2階に住みながら商いをして暮らしていました。

(看板に書いてあるエーキドーパン、地域に愛されていたパンなんでしょうか、、気になります笑)

 

                       ↑店内で漬物を売る祖父

スーパー三河屋では、食品から日用雑貨など幅広い商品を売っていました。

(今のコンビニのような感覚だったのでしょうか??)

 

                                  ↑スーパー三河屋の目の前の通り

 

                       ↑スーパー三河屋の店先

周りは米屋、タバコ屋、文房具屋等々、、様々なお店がある商店街として栄えており、

スーパー三河屋と同じく、2階に住みながら1階で商いをする、そんな暮らし方が昔からこの地に根付いていたようです。

(写真の『たばこ』の看板は今でも残っており、当時の面影を残しています!😆✨)

 

  

  

その後、約15年間の商いを経て、建て替えの後、4階建RC造の『三河屋ビル』へと生まれ変わります!

 

                       ↑三河屋ビル(昭和51年)

   

三河屋ビルも、スーパー三河屋時代と同じく店舗兼住宅形式で、1階をお店、2階以上を賃貸住戸としています。

ここでも約20年もの間、祖父母が『三河屋商店』として商いを続けてきました。

当時は近所の方が日常的に訪れる、とても活気のある場所だったようです。✨ 

     

    

その後は店仕舞いをして住宅として改装、現在までの約30年間は1階含めて全て賃貸アパートとして運営していました。

時代も変わり、駅前商業の充実、マンション+大型スーパーの出現などにより、商店街としての機能は薄れたものの、

周辺は今でも下町の雰囲気を残す閑静な住宅街となっています。

昔からこの地に住み続けている方々は今でも多く、

 👴「昔は色々お店があったけど、今は静かになっちゃってね。」

 👵「駅まで行かないとお店が無いから、お店が出来るとありがたいわ。」

なんて仰っていただける方もいらっしゃいます。

      

   

そして、『三河屋ビル』は、大規模リノベーションを経て『ミカワヤビル』へ!!

これからのミカワヤビルは、今の地域にある暮らしを大切にしながら、

暮らしやナリワイを通じて、住民間や地域の方々との緩やかなつながりが生まれる場所にしていけたら、、

と思っております。💭